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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:第二創業と『ミカン事件』」から

2018.7.19   日経産業新聞の記事「眼光紙背:第二創業と『ミカン事件』」から

第二創業だからこそ更に大事にした信頼

コラムの著者は、最近良く聞く「第二創業」の成功事例としてヤマト運輸について語っている。

○業種は同じでもビジネスモデルが変えた故小倉昌男氏

 第二創業とは、行政がそれを支援する堺市によると、

「一般的に事業所の後継者などが業態変換をすることや新事業に進出すること」

という。第二創業でコラムの著者が事例として出したのは、ヤマト運輸である。父を継いで2代目社長になった小倉氏は、これまで企業を顧客として製品などを大量輸送する事業から転換、主婦の視点で日本初の宅配便を生み出した。同じ運輸業ではあるが、ビジネスモデルが全く異なるという。

宅急便事業を初めて2、3年の頃、荷物の集配所で社員がダンボール箱からあふれたミカンを1個食べてしまった。それを聞いた小倉氏は懲戒解雇を言い渡したという。今も社内で有名な「ミカン事件」である。

個人的に小倉氏は、解雇後の社員をかわいそうなことをしたという思いでさいなまれたかもしれないという。しかし、第二創業の草創期である時期に絶対の信頼が必要だと悟っていたのも事実であろう。いまも求められる心構えである。🍊🚚🏢🌕💡🔎⚡️🌏happy01

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