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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『EVは簡単』説のうそ」から

2018.6.13   日経産業新聞の記事「眼光紙背:『EVは簡単』説のうそ」から

エンジンを下ろしてモーターに変えても量産EVにはならない

コラムの著者は、電気自動車(EV)はガソリン車に比べて部品点数が少なく、誰でも簡単に作れるという説は間違いであることが、米テスラの量産車の製造に悪戦苦闘していることからもわかるという。

○既存のガソリン車を改造しても安全確保や電池性能が引き出せないなどの課題が山積

 俗説が、皮肉なことに米テスラのような輝ける星に突きつけたのは、廉価版量産車の製造でのことだという。コスト削減のために上級車に使われたアルミシャーシーを鉄とアルミの併用に変えたことから異種材料接合などで苦労しているという。一方、量産がお手のものの既存のメーカーも、今ある車からエンジンを抜き去り、そこに電池やモーターを入れるだけでは、B級のEVしかできず、テスラには対抗できないという。つまり、EVに特化した車両をセロから設計することが、安全性や効率性を考えると必要だという。しかし、この開発費がバカにならない。巨額の投資が必要となる。また、市場も不安定で本腰になれない。

そこで、大手メーカー連合で、基本車台を設計するプロジェクトが立ち上がった。初期投資を参加メーカーで割り勘にしようというものである。さて、この戦略で、各社EV時代を乗り越えられるか?🚙🚗💴🏢📈💡🔎⚡️🌍happy01

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