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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:人の眠りを阻む自動化、監視不要への道まだ遠く」から

2018.4.6   日経産業新聞の記事「TechnoSalon:人の眠りを阻む自動化、監視不要への道まだ遠く」から

眠いのに眠らせない拷問のような状況?

 コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)は、人間は異常時以外は自動化することには到達できそうだが、異常時のために単調な監視をおこなうことからはまだ解放されそうにはないという。

◯完全自動化には道遠く

 山﨑教授は、人が眠いのに眠らせないという残酷な拷問のような状況が、意外と自動化の進んだところで起こっているという。

エネルギーや素材を生産する重化学工業のプラントでは、ほとんどが自動化されているが、無人化されてはいないという。それは、異常時に対応するための監視作業を人が常時おこなう必要があるからである。

ところが、多くの監視作業は通常は単調で眠くなる。つまり、筋肉労働からは解放されたが、決して眠らせてはくれない状況である。

今話題の「レベル3」自動運転は、条件付きで目的地と毛色の設定で車任せになるが、異常状態となれば、人が介入して、停止したり安全を確保しなければならない。たしかに、眠れそうな運転だが、起きて監視をしなければならない。これでは、寝ることもできず、自動運転以前の自分での運転の方が良いかもしれない。🚗🔧📖🎓🔎⚡🌍happy01

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