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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:トレンドの軸は消費から『働き方』へ」から

2018.1.10  日経産業新聞の記事「眼光紙背:トレンドの軸は消費から『働き方』へ」から

働き方の変化が予測を変える

 コラムの著者は、毎年年末にリクルートHDが発表する「トレンド予測」に着目し、これからの消費傾向の変化を読み取っている。

◯予測の情報源も広告代理店から求職情報のリクルートへ

 かつては消費経済仕掛け人であった広告代理店から働き方の新鮮な情報をもつリクルートが情報源が変わったとコラムの著者は述べている。その背景に、雇用、飲食、住宅などに対する大量かつ新鮮な情報をもつ同社が組み立てた仮説であるだけに説得力があるという。
例えば、
「来るスマ美容師」:要介護などおしゃれを楽しめるように家庭で髪をカットするカリスマならぬ「来るスマ美容師」
「年功助力」:年の功を生かして現役世代を職場で助ける「年功助力」
「育住接近」:駅からは多少遠くとも保育園などを併設し子の送り迎えに便利な「育住接近」
などの新語があるという。各ジャンルで共通なキーワードは、高齢化と時間価値の増大であるという。増えるシニア層にむけた新しいサービスが始まる。シニア自身が引退せずに新しい働き方を編み出す。現役世代は、仕事と私生活、本業と副業の両立で時間が貴重品になるという。それがまた新しい生活スタイルを生むという。
全ての底流にあるのは「働き方」の変化だという。かつては、生活者のトレンドといえば消費の変化を指したが、今では、生活者の関心が消費から仕事に移り、その情報源も消費をリードした広告代理店から仕事に関連した同社に変化したのもその証拠かもしれない。📅🏠👦👚👕💡🏢⚡️🌍happy01

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