【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: テックの聖地、ベルリン、地味にスゴイ」から
2017/09/08
2017.9. 5 日経産業新聞の記事「風向計: テックの聖地、ベルリン、地味にスゴイ」から
ベルリン、今は昔
コラムの著者 広田 周作氏(電通コミュニケーション・プランナー)は、7月にベルリンで開催された欧州版サウス・バイ・サウス・ウェストとも例えられる、テック・オープン・エアーというテクノロジーの祭典に参加し、ベルリンの変容について触れている。
◯世界の覇権よりも実直に
歴史的な転換を見せたベルリン。1989年の壁の崩壊直後は、地価の安さや多様性の受け入れに寛容で、多くのアーチストやミュージシャン、移民が集まってきた。そこからメジャークラブが生まれ、多数のアーチストが活躍している。そこでのテック・オープン・エアーは世界中のジャンルを超えた、勢いのあるテック企業やアーチストが集まったという。
スタートアップが年間500社以上も生まれ、欧州でも有数のイノベーション都市として認知度が上がってきている。と同時に投資額も増え、地価も高くなってきたという。
これらのスタートアップ企業は、米国とはことなり、
- 個性が強い企業
- 環境問題や移民の抱える社会的課題を解決すを目指す企業
- 無理な成長や急なIPOを望まず、サステナブルな社会の実現を目指す企業
が多いという。米国の世界の覇権を狙うというものではなく、ドイツでは企業群の活動は実直で、地味であるという。しかし、自分たちの住むコミュニティーをより良くし、人々の対話を促進し、自分たちの文化を守ろうとすることを誰よりも真剣に取り組んでいるという。🇩🇪♫🎸⚡️💡🌍
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