【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:働き方改革の目的を見失うな」から
2017/09/25
2017.9.20 日経産業新聞の記事「眼光紙背:働き方改革の目的を見失うな」から
長時間労働の是正ではなく生産性の向上が目的
安倍政権が進めてきた働き方改革は長時間労働の是正に焦点があたり、本来の目標である生産性の向上に関してはまだまだという。コラムの著者は、その要因について探っている。
◯避けて通れない成果主義の評価
長時間労働の是正も重要ではあるが、本来の働き方改革は欧米に比べて低い生産性の向上が目的はなかったのかとコラムの著者は疑問を呈している。その要因は幾つかある中で労使共の避けてきた、生産性に結びつく労働の成果の評価法にあるという。職務の内容を定量的に定義し、成果の目標を具体的に決めることは労使共に「成果主義」だとして抵抗感があるという。
成果主義といえば、
- 労働者側:いつ賃下げや解雇があるかわからないという不安感
- 企業側:優秀な社員の人件費が上がるために転職が頻発するという恐れ
の反対要因がある。しかし、いつかは生産性の向上を上げるには、この成果主義を克服しなければならないという。さらに、一企業、一産業に限らず働き方改革が進まねければ、国際的な競争力は減り、経済の基盤にも悪影響を与えることを念頭に置かねばならない。💴🏭⚡️🌍
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