【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:組み立てロボ、トリセツ親切、図解パワー」から
2017/08/04
2017.7.31 日経産業新聞の記事「拡大鏡:組み立てロボ、トリセツ親切、図解パワー」から
教育向けロボの取扱説明書、初心者や訪日客に配慮
コラムの筆者 高橋 慈子氏(テクニカルライター)は、教育向けロボットの取扱説明書をとりあげ、その役割について語っている。
◯部品点数が多く同種の内容があることから3DCADで図解
接客にロボットが活躍していたり、2020年には小学校でプログラミング教育が始まることから、プログラミングの対象としてロボットを教材にする動きも広まっているという。
コラムの著者、高橋氏は今回教育向けロボットの取扱説明書に注目している。対象は教育、研究開発用などのロボットを開発、販売するヴィストンの二足歩行ロボット組み立てキット「Robovie-nano」で、ホビーや教育用途の入門用として開発したものであるという。ロボットの組み立てが未経験の人でも取扱説明書を見ながら部品を組み立てることができるように配慮したという。
このキットでは、部品点数は小型ながら356個と多く、使うネジは8種類、223個もある。取扱説明書には工夫があり、ネジには番号をつけ、取り付け位置が迷わないように図解している。取り付け方向がわかりやすいように、複数の方向からの図解を使って説明をしている。組み立て工程ごとに必要な部品をはじめに説明し、よく似た構造を間違わずに組み立てられるように3次元CADを駆使したという。
取扱説明書はCD−ROMに収録あるいは同社のホームページからもダウンロードできる。大きな図面を使って見やすさを考慮した。また、直営店を訪れる訪日客にも配慮し、英語版ソフトと取扱説明書を準備している。🔧⚡️💡📖🌍
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