【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「拡大鏡:レコードプレーヤー、利便性と遊び心の融合」から
2017/06/01
2017.5.29 日経産業新聞の記事「拡大鏡:レコードプレーヤー、利便性と遊び心の融合」から
合理性よりも楽しさ求める「趣味」の領域
コラムの筆者 鴻池 賢三氏(AV評論家)は、レコードブームが再燃している理由について考察している。
◯メーカーにはコスト、利便性、さらに遊び心を要望
このところのレコードブームは一過性のものはすぎたようだという。きっかけは物珍しさであるが、若手アーティストが新譜をCDや音楽配信だけでなくレコードでもリリースするなどの動きもあって、ブームに拍車がかかっているという。さらに中高年の支持が厚いクラシックやジャズも名盤の復刻や新譜の発売が相次いでいるという。
興味深いのは、より便利なCDや音楽配信がリスナーの支持を集める中で、あえて取り扱いが難しいレコードに回帰する理油は何であろうか?それは、やはり音楽やオーディオは「趣味」であって、合理性よりも楽しさを求めるところから来るという。メーカーにはこの点を認識してもらい。コスト、利便性に加え、遊び心も欲しいところだと、鴻池氏は語っている。
鴻池氏が一歩先として紹介した製品は、オーディオテクニカの「AT-PL300BT」という製品。ワイヤレスヘッドホン、ヘッドホン、スピーカーなどはすべてBluetoothを搭載。そこにスマートフォンも加えることができ、コンパクトながら音質面を配慮した設計で自動再生も搭載している。
スマートフォンのもつ多くの音楽配信サービス+無線による利便性を加えながら、レコードを聴くという合理性に反する部分も認める遊び心が面白いという。☕️♪🌍
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