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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背;変容する中国の地域開発」から

2017.4.27   日経産業新聞の記事「眼光紙背;変容する中国の地域開発」から

需要創出の目的からの脱却

コラムの著者は、中国政府が明らかにした巨大プロジェクトの背景にあるグローバル競争への橋頭堡について語っている。

◯海上橋で35キロ、トンネル部分を含め50キロの巨大プロジェクトが発進

この巨大プロジェクトは、香港からマカオ、広東省珠海市を結ぶ「港珠澳大橋」である。3都市に深圳を含めて一体化し、「ベイエリア」を巨大都市圏にする構想であるという。

さらに、北京市から南西100キロの河北省の農村が突然、世界の注目の的になった。「雄安新区」とよぶ新たな新都心を雄安に建設すると、習近平政権が発表したからだ。北京にある国有企業の本社や銀行の本店を全て移転させ、北京は政治、外交などの本来の首都機能のみにスボルこむというものである。ここも、「港珠澳大橋」プロジェクトと同様、北京市、天津市、河北省の一体開発構想の都市圏形成で、雄安はその中心になるという。

両プロジェクトとも従来の市や省の行政単位を飛び越え、開発し、交通インフラの整備でグローバルな商業都市圏をつくる狙いで、需要拡大の路線ではない。開発の目的も明確に経済重視である点からも習近平政権期間中の目に見える躍進を目指しているようだ。⛵️🇨🇳🏢🌍😃

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