【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:海外マーケティング、進出先検討と調整重要」から
2017/04/17
2017.4.13 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:海外マーケティング、進出先検討と調整重要」から
単にこれまでの理論の応用範囲を広げただけではない
コラムの著者 三浦 俊彦教授(中央大学商学部)は、海外マーケティングは、これまでのマーケティング理論と次元がことなるという。
○海外展開で目覚ましい日本企業に必要な理論は
進出めざましい日本企業も国内でのマーケティングの拡大版と誤解していては、厳しいグローバル市場では勝ち残れないと三浦教授は指摘する。
つまり、グローバル・マーケティングは従来のマーケティングを超え、上位概念であると指摘している。単に対象領域を海外に広げたものでは、そもそも、なぜその国に進出し、その進出で目指すものと4P(製品、価格、プロモーション、流通チャネル)戦略をどう調整するかといったことには応えられない。
それに対して、どこに若手社員を派遣し、どうマーケティングを展開するかに応えるのがグローバル・マーケティングである。三浦教授は詳細に、「グローバル配置」と「グローバル調整」という2つの戦略に分け、著作とした。目先の4P戦略に拘るのではなく、自分たちの企業がどこに進出し、進出国間で、標準化や現地化、知識移転をどう進めるかといった方針を常に持って、各国でマーケティングを再考する必要があると指摘している。💰📈🌍
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