【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事から「TechnoOnline: 特許出願ランク下位に、日本の大学、役割明示せよ」
2017/02/04
2017.1.31 日経産業新聞の記事「TechnoOnline: 特許出願ランク下位に、日本の大学、役割明示せよ」から
国立大学法人化後急速に特許出願は増えたが
2004年国立大学法人化ご急速に国内特許出願が約5倍と増えてはいるが、日本国内ではやはり企業が上位をしめているという。コラムの著者 近藤 正幸氏(東京電機大学特別専任教授)は、各国では企業よりも大学の出願数が多く、しかも世界的評価ランキングも高いことを踏まえ、その問題点に触れる。
◯中国の大学3校で日本の大学全体の出願件数を超える
中国の浙江大学、清華大学、ハルビン工業大学の3校で、日本全体の大学の出願件数を上回るという。英国の世界の大学を評価するクアクアレリ・シモンズ(QS)のランキングで、清華大学は24位である。韓国では韓国科学技術院(KAIST)、ソウル大学の7大学がQSの50以内に入り、韓国国内の特許出願が17位と21位である。同様にシンガポール、インドやタイでも大学の評価と出願数は正の相関である。
大学の評価がすべて特許出願数ではないが、ここの大学がどのような役目を果たし、どのような成果をあげるのか、特許出願数は明確な外部へのアピールとなっている。💡
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