【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:セコム、腕に巻く端末」から
2017/01/29
2017.1.26 日経産業新聞の記事「高岡美佳の目:セコム、腕に巻く端末」から
日本初の家庭用安全システムを開発した実績
コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)は、警備事業のセコムがあたらに初めたサービスについてその狙いもふくめ解説している。
○健康管理と救急対応を一体化
セコムは、1981年家庭向け安全システムを発売し、その翌年には救急通報システム「マイドクター」サービスの提供を開始した。さらに、2013年には外出先でもGPS付きの小型端末で高齢者救急時サービス「セコム・マイドクタープラス」を始めた。
今回はさらに、「セコム・マイドクターウォッチ」として、シリーズに追加し、健康管理と救急対応サービスを一体化した。
同サービスは、腕時計型のウェアブル端末を使う。
- 健康管理サービス;歩数、消費カロリーを計測しそのデータを自宅に設置したホームセキュリティーの液晶モニタに表示。
- 救急対応サービス;①ホームセキュリティーののボタンで救急通報、②転倒した際に衝撃を検知、身動きができない場合自動通報。③一定時間、装着者の動きが検出されないとき自動通報。
といった内容で当初は救急対応サービスは自宅のみだが、夏の正式サービス開始後は、外出先でも使えるようになるという。
セコムのホームセキュリティーサービスは順調な伸びを示しているが、導入の狙いは;
- 既契約者の付加価値を提供する
- 高齢化社会の進展を踏まえ、単体でも新規顧客に提供できるサービスとする
といった考えだという。🚓
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