【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:電気モーターと発電機、フレミングの法則で理解」から
2016/11/11
2016.11.8 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:電気モーターと発電機、フレミングの法則で理解」から
鏡像関係にある二者
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、電気モーターの回転と発電機の電気の関係がフレミングの「左手」と「右手」の鏡像関係にあり可逆性があることを示唆し、熱機関について考察している。
◯電流と磁場、そして力
物理学で教わったように、フレミングの法則は2つあり、左手での人差し指、中指、親指の相互直角の関係で説明する、電気モーターの電流、磁場そして回転力である。ちなみに2つめの右手は、磁場と力をかける方向で、電流の向きがきまるというものである。要するに、電気モーターあh、電流を力を出す一方で、力をかけて回すと電流が生じる。つまり発電機となる。電気モーターと発電機は同じ構造で、鏡像関係にあり、可逆である。
一方、熱機関はこの可逆性はなく、つからをかけてガソリンエンジンを回してもガソリンが出てくることはない。
熱エネルギーが仕事をする一方で、仕事すなわち力学的エネルギーは熱に変わる、という可逆性がある。これとは反対に、モーターを回して違う温度の熱源の間に熱を移す。すまりエネルギーを使って温度差を作る装置が、いまや空調機器や冷蔵庫としてつかわれている熱ポンプである。
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