【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「英離脱問題で鈍るドイツの雷光」から
2016/11/16
2016.11.16 日経産業新聞の記事「英離脱問題で鈍るドイツの雷光」から
「稲妻」マークのオペルの苦労
コラムの著者は、英国のEU離脱の影響をGMによる再生過程のドイツのオペルを事例について語っている。
◯四半期決算で欧州企業に英国離脱の影響が
EUからの離脱を決めた英国で、日産はSUVの次期モデル生産を表明し、「関税のないEUへのアクセスを継続する」意向も英閣僚から示されたという。まだまだ、ブレグジットには法手続きが残ってはいるが、テリーザ・メイ首相は離脱交渉に向けて具体策を詰める段階になってきた。
そんな中で欧州企業の四半期決算はマイナスの影響が出始めている。米GM参加のドイツのオペルは、再生過程の中で気をもんでいるという。
「稲妻」がブランドマークのオペルは赤字続きで、リーマンショック後厳しいリストラが迫られた。それが新車市場の回復を追い風に、英国の姉妹ブランド「ボクソール」とともに年間で利益を出そうというところまで来たという。
GM自身の現状は堅調な実績だが、欧州事業はわずかに水面下であるという。このときに、日産の動きは揺さぶりをかけたものとみられている。「稲妻」オペルの次なる戦略が注目される。
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