【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:『三菱村』は変わるか」から
2016/11/26
2016.11.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『三菱村』は変わるか」から
2年後に三菱御三家が三菱村に集う
三菱重工が丸の内に2018年竣工予定の高層ビルにグローバル本社を移転させるという。コラムの著者は、多少皮肉を込めて、三菱御三家が集う意味について触れている。
◯もはや村ではない丸の内
年末のイルミネーションイベントで有名になった丸の内。かつてはビジネスマンしか寄りつけなかった丸の内がうそのようである。そんな街に2018年三菱地所が建設中の高層ビルに、三菱御三家の1つ、三菱重工が帰ってくるという。経営戦略を担う「グローバル本社」の入居である。
丸の内には、三菱商事の本店や三菱東京UFJ銀行の本店などがあり、「三菱村」と呼ばれている。だが、三菱重工は、1997年に、東京・品川地区の旧国鉄用地を落札し、自社ビルにこだわった。
2年後の丸の内に三菱重工が戻り、三菱御三家が丸の内に揃う。だが、ただ寄り合っているのは目的ではなく、いまさら「村」ではないことを自覚していなければならない。
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