【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:『もてるレストラン』って何?」から
2016/11/13
2016.11.9 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『もてるレストラン』って何?」から
マーケター泣かせの若者言葉
言葉の乱れと批判する向きもあるが、若者言葉は多くの大人を戸惑わせる。そのような状況で次代のマーケットの主役たるべき若者を理解しなければいけない業種もある。その1つに企業のマーケティング担当者(マーケター)がある。コラムの著者は、マーケターの最近の悩みについて触れている。
◯そのままでは検索キーワードにならない
この若者言葉の変化は、SNS世代の彼らにとってネット上では日常茶飯事である。それは、自社の商品やサービスに誘導したい企業のマーケターにとって頭を悩ますところだ。
例えばレストラン探しを考えると、これまでは;
- 和食、洋食などの料理の種類
- 予算や場所
- デートか宴会か
などキーワードを追加して検索するのが典型である。しかし、最近20歳以下の世代では、「もてるレストラン」などという非常に抽象的な言葉で検索する動きが急増しているという。
これは、マーケティングにとっては大きな変化で、
- 検索キーワードに合わせた検索連動型広告
- 自社の情報が上位に表紙される仕掛け(SEO対策)で自社サイトへの誘導
などの手法が使えない。もてるに対するキーワードが思いつかないのでどんなタイミングでどんな情報を表示して良いか見当がつかないという。
もう1つの若者言葉である検索キーワードをどう対応するかがマーケティングの新たな課題である。
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