【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:忙しい20代女性、運動・おしゃれ余裕なく」から
2016/11/14
2016.11.10 日経産業新聞の記事「関沢英彦の目:忙しい20代女性、運動・おしゃれ余裕なく」から
のんびりが優先
コラムの著者 関沢 英彦(東京経済大学コミュニケーション学部教授)は、スポーツ庁の調査や博報堂生活総合研究所の定点調査などから20代女性の生活が多忙で、スポーツやおしゃれに時間が割けないことに触れている。
○働くことが多忙で私生活にも影響
スポーツ庁の2015年度体力・運動能力調査では、20歳代の女性は1985年度に比べて約10ポイントも低下しているという。また、首都圏・阪神圏20〜69歳の3160人を対象にした博報堂生活総合研究所の「生活定点調査」においても、「1年を通して何かスポーツをしている」という20歳代女性の率は2016年14.5%と1998年の31.9%に比べ大幅に減少した。
さらに就業率も現在7割で働くことが主流になっている。
働いていると体力が求められる。2015年12月に発表された厚生労働省の「国民健康・栄養調査(14年度版)」では、20代女性は痩せている女性の割合が20年ぶりに2割を切ったという。ぽっちゃり系が増えているわけだ。さらに20代女性が好きな料理も高カロリーのメニューが5割を超えたという。
かつては20代女性はファッションリーダーであったが、時間のゆとりは減少。だからこそ、日常生活ではゆっくりやりたい方だ、が増加した。
のんびりしたいから、スポーツやおしゃれにも心を配る人が減ってきている。
コメント