【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 冷凍作りおき、夏の食、便利で安心」から
2016/09/04
2016.8.30 日経産業新聞の記事「風向計: 冷凍作りおき、夏の食、便利で安心」から
2009年以来のロングセラー
コラムの著者 粟飯原 理咲氏(アイランド代表取締役)は、家庭料理のトレンドとして2009年「作りおき」がお弁当のおかず対策として30〜40代の小さな子どもがいる主婦層から次第に広がり、次の段階に移行しつつあるという。
○多くのノウハウ本がヒットに
料理書籍業界で
- 「つくりおきおかずで朝つめるだけ!弁当」(2009年 扶桑社)50万部突破
- 「作りおきサラダ」(2013年 主婦の友社)を筆頭とするシリーズ 累計57万部
- 「つくりおき」(2015年 光文社)40万部突破
と異例の「作りおき」ブームで快進撃となっているという。
その中で今年の夏は、「作りおき」の進化形として注目を浴びているのは「冷凍作りおき」である。食材が傷みやすい夏場において便利さと安心さが主婦に愛されているという。
この冷凍作りおきの支持層は、30〜40代の小さな子どもがいる主婦層で、冷凍であれば 3週間〜1ヶ月ほど食材保存が可能なため、忙しい主婦の「心のゆとり」の源泉となるという。
未来の手間を省くのが冷凍作りおきであるが、2〜3時間かかって調理しなければならず、決して「ズボラ」や「手抜き」というネガティブイメージはなく、冷た異ままの作りおきよりも、さっと焼く、温める、といったアクションが入るため、家族も「暖かい料理」が楽しめる。
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