【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:一筋縄ではいかぬ中国包囲網」から
2016/07/22
2016.7.15 日経産業新聞の記事「眼光紙背:一筋縄ではいかぬ中国包囲網」から
複雑な利害関係が各国の事情でまだら模様
コラムの著者は、南シナ海への進出を急ぐ中国に対して「歴史的権利を主張する法的根拠はない」とした判決に対して、外交面で厳しい立場に立たされてはいるが、各国の中国に対する事情の違いで、包囲網一色ではないことを語っている。
○経済支援や武器の輸出など「からみ」
提訴したフィリピンを始め、インドネシア、マレーシア、ベトナムの200海里水域内に「9段線」を引いたが、主張が覆され、厳しい立場である。
世界を見ると、米国とEUは中国に判決の順守への呼びかけを発表した。だが、中国と経済支援を約束したインドネシアとマレーシアはノーコメントの構えである。
EUも一枚岩ではなく、中国に武器輸出する国の上位には英国やドイツ、フランスの名前があるという。これに深海底開発が絡み、利害はさらに複雑でまだら模様であるのが現実。さて、中国当局は今後どう出るであろうか?
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