【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「風向計: 『撮られ方』講座、写真家が引き出す内面」から
2016/06/27
2016.6.21 日経産業新聞の記事「風向計: 『撮られ方』講座、写真家が引き出す内面」から
『勉強になった』ではなく『楽しかった』の感想が成功の証
コラムの著者 川崎 由香利氏(ジャーナリスト)は、インスタグラムなどSNSの普及で、自分の「見せ方」への関心が高まり、新しい自己イメージをうまく伝える「撮られ方」講座が増えていると語っている。
○いま流行な講座は自分にもこんな表情ができるのかという驚きを与える自己発見型講座
簡単に写真画像やイメージを加工できる時代であるだけに、ごまかしのきかない表現に注目が集まるという。写真家の橘田龍馬氏は美容師時代のカウンセリング能力を強みに講座を定期的に開催して、過去10ヶ月で1250人に写真を教えたが、うち3分の1以上が撮られ方を学んだという。当初は、ポートレート撮影のための写真取りの仕方の受講生が多かったが、回を重ねるうちにコンプレックスの克服など、内面を変えたい女性の受講が増えたという。
橘田氏がいうには、
『撮られることが苦手な人は自己評価を上げる必要がある。心の緊張が解けて、思い込みが外れると表情が変わる』。
笑い方や表情の作り方は指導しない。欠点を補正するよりも、そのままの自分を認める方が、表情に力があり、魅力が伝わるからだ。「勉強になった」ではなく、「楽しかった」という感想が得られたら成功だという。
コメント