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2016.5.24  日経産業新聞の記事「TechnoOnline:東南アで働けるエンジニア、国際産学官連携で育成」から

日本との共存共栄を期待

コ ラムの著者 近藤 正幸氏(東京電機大学特任教授)は、タイ、ベトナム、インドネシアに日本企業が生産拠点や研究開発拠点へ展開する中で、現地のエンジニアの育成と共同して働ける日本人エンジニアも必要だという。

◯人材育成とイノベーション創出が目的で産学官が連携

2015年12月に国政産学官連携の母体GTIが発足し、国際プロジェクト実践教育や海外インターンシップ、政府間協力プロジェクトなどが活動を始めているという。

そこでの教育前後の評価が行われ、

①多文化学際的チームでの活動能力

②エンジニアリング・デザイン

③システム思考力

④工学的手法

⑤リーダーシップ

を項目とした。

日本人学生と外国人学生を比較すると結果として、実践教育による評価点の向上は日本人学生の方が大きかった。ただ、チーッメンバーからの評価によると外国人学生の方が能力的にわずかに高かったという。このような共同作業は評価からもわかるように双方にとって有意であることから、相互理解でさらなる発展が期待できる。こうした人材が育ち、東南アジアと日本の共存共栄に期待したい。pchappy01

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