【ヒット商品】ネタ出しの会 年末年始休業のため一時休止のお知らせ
2015/12/29
いつも、当ブログをご利用いただきありがとうございます。
さて、執筆者も含め弊社休業のため、以下の期間、一時ブログの更新を停止致しますので、ご了承ください。
なお、再開は、新年1月4日(月)を予定しております。
【年末年始休業による休止期間】
2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)
以上
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2015年12月29日(火)~2016年1月3日(日)
以上
2015. 12.24 日経産業新聞の記事「眼光紙背:超低金利の弊害」から
コラムの著者は、日米で行われている超低金利政策とマネーのありかの比較でその効果について語っている。
○1992年9月以降23年間超低金利政策のままの日本
この23年間、日本経済はジリ貧とデフレ現象にあえいできている。さて、日本のように株式投資よりも貯蓄志向の高い国ではかえって超金利政策の弊害が多いのではないか、というのがコラムの著者の主張である。
6月末の日銀速報で、日本の個人や家計は834兆円の預貯金を抱えている。そこかれ得る利子所得は年間1700億円程度。これでもし金利水準が3〜4%だと25兆円から33兆円の家計の利子所得となる。こうすると、源泉所得税で5兆円から77兆円が国庫に入る計算となる。つまり、2%から2.7%の成長が期待できるというわけである。
米国に話を移すと、家計の株式保有が預金の3倍から4倍あるので、株価上昇は個人消費の活性化を促進させる。それが米国経済の堅調な回復となって表面化しているわけである。日米比較して、834兆円の日本の預貯金マネーを10%でも20%でも長期の株式投資に向けさせれば、米国同様に超金利政策が経済の刺激になる。NISAとは別に、マネーを株式にシフトする時期かもしれない。
2015.12.22 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:動力の種類、回転は静粛で合理的」から
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、前回の動力の話に続き、伸縮と回転について考察している。
◯仕事する働きである動力の種類
人間社会では圧倒的に動力は「回転」が多いという。一方、生物は一部の例外を除き、もっぱら「伸縮」を使っているという。
回転するためには、回転軸が回転の軸受けに対して力学的に自由で円滑である必要がある。人間社会の機械で回転が多い理由は、円滑さと静粛性にあるという。動力の伝達方法として回転は伸縮よりも無駄がない。
一方、生物は伸縮を多く使うが、細胞レベルの動きでは、材料分子を使って、回転と伸縮をあ巧みに使い分けている。伸縮が多いのは、細胞の自己形態形成系では、回転系は作りにくいからと言われている。人間でもミクロでは、伸縮を取り込む必要があるかもしれない。
2015. 12.22 日経産業新聞の記事「眼光紙背:シェール革命、風雲児の退場」から
コラムの著者は、シェール革命の風雲児と呼ばれたシェニエール・エナジー社のシャリフ・ソウキ氏(同社元CEO兼会長)の解任劇にふれ、シェール革命の終焉について触れている。
○「物言う株主」カール・アイカーン氏との対決
米国からのLNGの輸出が2016年1月じゃら始まる1ヶ月前に、同社のソウキ氏は解任された。投資銀行からエネルギー業界に転身したソウキ氏はシェール革命の風雲児と呼ばれ、受け入れ基地としてルイジアナ州のLNG設備を、輸出設備に転換し、輸出許可も米国政府から最初に取得、欧米メジャーが独占するLNGビジネスに風穴をあけるかと思われた。
風雲児に対決したのは「物言う株主」カール・アイカーン氏。同社の株式を買い集め、原油安やLNGの需要の不透明感が強まる中で拡大策一辺倒のソウキ氏の経営方針に疑問を呈したという。革命がかえって原油・ガス価格の下落を呼び、足をすくわれたためである。第三者は、LNG市場を変える期待が大きかったが、風雲児は退出する事態となってしまった。
2015.12. 22 日経産業新聞の記事「デザインNOW:夜空のような空間演出」から
コ ラムの著者 柏木 博氏(デザイン評論家)は、セガトイズのホームスターを取り上げ、星空の再現を家庭で出来る空間演出の小道具について語っている。
○都市生活では味得ない星空
冬は最も星座が華やかに見えるという。ただ、どこにどういった星座があったかを忘れて、なかなか星空を楽しむチャンスがない。都市では、夜間照明が強く、星座が鮮明に見えない。確かに、日本一のプラネタリウムを東京はお台場に日本科学未来館に設置しているが、遠方からアクセスも時間がかかることから、家庭でも手軽に星空といったわけにはいかない。
しかし、セガトイズの同製品は、光学式で室内に星座を投影することができる。機種にはバリエーションがあるが、四季の恒星を部屋の中で再現できる。
テレビやパソコンの画面で画像を見るのとは違って、室内そのものを夜空のように変えてしまう小道具だといえそうだ。