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2015. 4.8  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『法令順守』形式主義のワナ」から

コンプライアンスの強化に進んだはずなのに?

コラムの著者は、東洋ゴム工業の免震積層ゴムの基準未達事件を事例に、大手企業のコンプライアンスの取り組みの態度に危機を抱いている。

○不祥事が他山の石になっていない?

コラムの著者によれば、同社のみの問題ですまないところに、コンプライアンスにはあるという。日本の高品質のものづくりへの評価やブランド力を内外で落としめる結果になるという。

虚偽データで性能評価をしたディーゼル車用の排ガス浄化装置の販売で、逮捕者までだした2004年の三井物産の事件や、2000年、最先端の衛生管理マニュアルを導入しながら集団食中毒事件を起こした雪印乳業(当時)など、大手の日本を代表する企業でコンプライアンスもしっかりしているはずなのにこのような事例が続いている。

 コラムの著者は、2013年に工場で火災事故を起こしたある素材メーカーの幹部にインタビューしている;

「コンプライアンス意識徹底が、逆に自分の持ち場以外に関心を持たない雰囲気をつくってしまった」

と語ったという。煙が出た時も誰もが動かずにいたという。昔ならベテラン社員が声を上げたが、職場全体を見渡せる人材が減ってしまったという。

企業価値を上げるコンプライアンスへの取り組みが、形式主義に陥って、さらに他社を他山の石とする空気もないという。

かつての中央官庁の護送船団方式と集団指導だった時代には戻れない今、どう対応すべきか。buildinghappy01

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