【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:戦前の『ビジット・ジャパン』」から
2015/03/30
2015. 3.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:戦前の『ビジット・ジャパン』」から
戦前の日本との比較
JTBの2年前に刊行された100年史で1929年の世界大恐慌で訪日客は大減ったが、1934年ごろになると世界経済が好転し、日本の金本位制離脱で円安も相まって国際観光ブームが到来したという。コラムの著者は、2014年の1340万人と比べると量は異なるが、日本経済へのインパクトは大きかったという。
○震災や金融恐慌
時代は推移するが、地震や金融恐慌はダブルところが多いという。昭和初期の金融恐慌では日本経済は打撃を受け、国際貸借も悪化した。1930年には政府に国際観光局が設置され、その傘下にJTBがニューヨークなどに拠点を開設した。日本の売り込みに力を入れたのである。
このブームの終焉はいうまでもなく、その後の戦争である。当然、平成での観光立国の前提は諸外国との友好関係にあろう。
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