【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大田区の中小、『隠れた優良』へ」から
2015/03/22
2015. 3.18 日経産業新聞の記事「眼光紙背:大田区の中小、『隠れた優良』へ」から
目指す高シェアと高収益性
コラムの著者は、東京都大田区の中小企業20社の挑戦について語っている。
○目指す世界の隠れた優良企業
この約20社は4月に欧州市場勉強会を発足させる。目的は、隠れた優良企業を目指すこと。つまり、技術もシェアも高く、しかも収益性も高いという世界で優秀なスイスやドイツの中小製造業をモデルにして勉強するという。
行政や業過団体も動く。大田区産業振興協会はスイスのヴォー州と連携し、互いの企業が1ヶ月無料で創業支援施設を利用できる体制を作った。年明けに大田区の企業がスイスを訪ねているという。
独NRW州経済振興公社の日本法人社長を招き、インダストリー4.0の研究も始めた。生産設備をICTで効率よくつなぎスマートファクトリーを狙う。この仕組みは多くの中小が仕事を分担しながら部品を作り上げる同区の構造にはうってつけである。
中小企業が減るのは同区だけの問題ではなく全国規模である。ここにICTを有効活用できれば、この減少も歯止めとなり世界への飛躍となるかもしれない。
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