【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:アナログこそ原理理解の糸口」から
2014/12/13
2014. 12.9 日経産業新聞の記事「眼光紙背:アナログこそ原理理解の糸口」から
即答のデジタルとは異なったアナログな考えが発想を生む
コラムの著者は、東京理科大で微分解析機を復刻修理したが、その教育に対する意義について説いている。
○パソコンにはない実感できる計算結果
円盤や軸、ベルトを組み合わせた装置をモーターで駆動すると、回転などの動作が微分方程式の解となり、答えをグラフに描く。これがアナログ式コンピュータである。
修理復刻したのは展示のためではなく教育上、今のデジタルコンピュータにはない実感的なところを学んでほしいとのことだという。微分方程式を知っている方でも、グラフに描かれた解で直感的に理解できること、つまり、メカニズムの中に基本原理を含んでいることに気付いてほしいとの事である。新発想にもデジタルではなくアナログな考えも重要であることの証かも知れない。