【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:米IT、研修に禅導入」から
2014/10/19
2014.10.17 日経産業新聞の記事「流行を読む:米IT、研修に禅導入」から
「今、ここ」に集中する
コラムの著者 川崎 由香利氏(ジャーナリスト)は、米グーグルが社内研修に宗教とは切り離した禅の思想をとりいれたEI(Emotional Intelligence; 情動知識)を使っていることを取り上げ、持続可能な発展を模索する時代の1つの試行として紹介している。
○同社のオリジナル研修(Search Inside Yourself, 自分の内を検索せよ)
禅の瞑想を取り入れ、ストレスの軽減や集中力のアップを狙った研修で、新しいリーダーシップを高める。EI、つまり自分や他者の感情を理解して管理、活用する能力を言い、新しいリーダーシップとは、この能力が高い、仏教の慈悲や思いやりをもったリーダー像だという。
社内のみならず社外にも展開しており、日本では13万5千円と高額な研修費にも関わらず、開催5か月前に完売。この中の瞑想を提唱するのが、ベトナムの禅僧、ティク・ネット・ハン師である。同師は、米グーグルはもちろん、多くのIT企業で講演を行い、食べる瞑想、歩く瞑想を通じて、心の平安を得るのだという。
東洋の知恵が西洋の最先端技術の会社に活かされるいる点は興味深い。
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