【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:小売店とクルマの関係」から
2014/05/01
2014. 4.30 日経産業新聞の記事「眼光紙背:小売店とクルマの関係」から
郊外大型商業施設の危機?
コラムの著者は、商業施設の建設がこれまでの超大型、大型店の競争から「時代は小型店」と正反対へ方向転換しようとしていることについて、その背景を探っている。
○ターゲット顧客の変化
少子高齢化が背景にある。したがって、自宅から歩けるような距離にある小さなお店が商機とみる。さらに、共働き世帯の増加もあって、自宅と駅の間にある小型スーパーやコンビニエンス・ストアが重要だという。
背景はこれ以外にもある。クルマ離れが指摘される若者である。すでに男性の免許保有者数は減少に転じている。彼らも車ではなく自分の足となり、自宅近くのお店となる。最近は、ECの発達で、家電や衣料品はネットで買える。車がなくても不便さを感じないという。
ターゲットは、高齢者や働いている女性だけでなく、クルマを持たない若者となろう。郊外大型店は、ゴールデンウイークでにぎわっているが、果たして次第に受難の時代となろう。
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