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2014.2.28  日経産業新聞の記事「市場トレンド私はこう読む:短材で作ってみた積み木」から

知育玩具とエコと

コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフィックデザインアソシエーツ代表)は、旭川にある小さな木材工房を通じてそこにある考えを紹介している。

○コサイン(北海道・旭川市、星幸一社長)

同社は、日本有数の家具・木工製品の産地 旭川で1988年、若い職人が創業した工房である。同社は生活用品を中心に木工製品を生産している。

栗坂氏が注目したのは同社の製品であるバランス積み木『ハート』(3150円)である。これは、6個のハート形のピースを組み合わせることで、平面遊び、立体遊びのどちらも楽しめる知育玩具である。

コサインはこの『ハート』を自然が育んだ大切な木材を最後まで使い切るために、製作の過程で出る木片(短材)を材料として使っている。メープルとウォルナットを使って子供のために未塗装で提供。その思想には、同社の5つの約束があるという。

  • 材料への感謝
  • 木が生きる使い方
  • 確かな技術で作る
  • 仕上げの技術を磨く
  • 長くサポートする

を掲げ、愛着をもって使える生活道具や玩具を生み出している。

知育玩具でありながら、木材を最後まで使い切るといった社会的な役割も意識している。happy01

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