【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:モバイル決済、新たな主役生む」から
2013/09/25
2013. 9.19 日経産業新聞の記事「眼光紙背:モバイル決済、新たな主役生む」から
小規模事業者のうねりが高まるか?
コラムの著者は、POSレジや専用カード読取機を置かなくても、親指ほどのカード読取端末をスマートフォンやタブレット端末のイヤホンジャックに差し込めば決済端末になるという、米スクエアについて、小規模事業者の見方となると同時に、新しい「うねり」にあるのではないかと予想している。
○モバイル決済のパイオニア、米スクエアの日本参入
小規模事業者がクレジットカード決済には魅力はあるものの一般に5から8%と手数料が壁になって導入を見送ってきた。しかし、米スクエアの参入で、モバイル決済を3.25%と一律に設定。先行して事業を進めていた楽天や日本ペイパルも手数料をこの水準に引き下げた。
中小・個人事業主を対象にした新しいクレジットサービスである。スクエアのCEOでツイッターの創業者としても知られているジャック・ドーシー氏は「我々が対象にするのは力を持たない小さな事業者だ」と話す。スクエア創業の理由も、友人であった画廊経営者がクレジット導入に悩んでいたからだという。日本の企業の実に99%が中小・個人事業主だ。小さな事業者がこのサービスによって開放されたとき、また新たなデジタル革命がくるかもしれない。