【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:経営者たちよ、背中で語れ」から
2011/10/25
2011.10.24 日経産業新聞の記事「眼光紙背:経営者たちよ、背中で語れ」から
厳しい時だからこそ経営者の質が問われる
コラムでは、パナソニックの創業者、松下幸之助と夫人の半生を描いたNHKドラマ「神様の女房」を題材に、現代のトップマネジメントの在りかたに批判を浴びせている。
ドラッガーの著書「マネジメント」を引用して、マネジメントこそが社会の要であり、社会の中核を担う崇高な存在だと指摘し、「神様の女房」で仕事一徹の松下氏と船場流儀の人材教育を実践した夫人にあって、今や失われたモノは、経営者の質だという。
松下幸之助氏を始め多くの創業経営者には自分に厳しい「背中で語る経営者」像があるという。昨今の無担保融資で使途も明確にしない某企業の経営者のように、崇高さがないという。確かにコラムの著者は厳しい口調だが、グローバルな企業を作った松下氏の実績からみれば、好景気のときだけ話題になった企業統治について語るのはおかしな話かもしれない。グローバルスタンダードから言えば崇高さなきマネジメントに対して、社会は許容はしないだろう。
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