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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:『3・11』を再出発の旗印に」より

2011.3.16  日経産業新聞の「眼光紙背:『3・11』を再出発の旗印に」より

米国の9・11の再出発を学び3・11も日本復興の日に

コラムは、10年前に米国で起きた同時多発テロ事件、9月11日に因んだ「9・11」に触れ、東北関東大震災の発生日「3・11」を日本の復興の旗印にしようというもの。

巨大地震と原子力発電所の連続事故。企業活動の崩壊や経済の危機。米国のテロとは異なるが、自然災害が発端である3・11の危機。米国の9・11で生活が一変したように、日本に付きつけられた危機への対応が、今後の日本を変えるという。

多くのメーカーが被災地に工場や生産拠点、流通拠点を持っている。壊滅的な打撃を受け、壊れた施設や設備、分断されたサプライチェーン、しぼむ国内消費は事実だ。これまで、多くの震災や戦争で悲しみや無力感を越えて、立ち上がってきた日本。3・11はこの悲惨な事実のシンボルとして、今後は事実を乗り越えて行く旗印とすべきだろう。

計画停電で自覚したエコ意識、過剰なサービスや機能への疑問。リスク管理とリーダーシップ。どれをとっても忘れかけた日本の再認識だ。

今回の震災で多くの命に謹んで哀悼を表すとともに、、多大な被害、悲しみを越えていくことに一小企業も尽力していきたい。

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