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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力⑧」より

2011.1.12 日経産業新聞の「デジタル文具で高める仕事力⑧」より

アナログ文具が勝つと思っているのはデジタル文具が使いたいときに使えないからではないのか

コラムの著者である高畑正幸氏 (▶ 参考)の指摘によると、アナログ文具が優れているというのは、思い立った瞬間に使えることが意識せずに出来ることだという。ならば、デジタル文具も、常にスタンバイ状態にできるように環境を整えることも重要だという。モバイルであれば、かばんに入れてあるノートPCを立ち上げてから利用では遅すぎるという。できればスリープ状態しておき、周辺機器も差し込みを簡便にして、いつでも利用できるように工夫すべきだという。

高畑氏がお勧めなのは、「すべての機器を待機させる」こと。ただ、これには、利用者の相当な工夫が必要だ。私も、iPadなどを利用するが、ノートPCより優れているのは、この立ち上がり時間の差と感じる。昔から利用しているHP-LX200やモバイルギアは電池で電源ONですぐにタイピングができるところ。話題のホポメラも電池駆動ですぐに利用できるところだろう。

デジタル文具で待機状態に出来ない場合は、アナログ文具で補うことも考えなばならない。とっさの思いつきやメモも待機状態のデジタル文具がない場合、メモ帳を利用する。しかし、最近は携帯電話のメール機能がこれに変わりつつある。メールを新規につくってメモを書き、自分に送るか保存しておく。

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