【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「部長のためのMBA講座:イノベーション理論③」より
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「メードバイJAPAN」②より

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「メードバイJAPAN」①より

2010.10.08の日経産業新聞の特集記事「メードバイJAPAN」①から

再出発のものづくり:常識をこえて開放系を取り込む

コラムでは、パナソニックの傘下となったSANYOが、オープンファクトリーに取り組んだことを紹介している。つまり、IT業界では良く知られているオープンソースの発想で、自動車を不足している部分は専門家などパートナーに依頼し、EVのコア設計だけを担うオープンファクトリーだ。

円高、素材高、新興国の台頭。このような岐路でメーカーは、苦渋の選択の中で、既成概念を突破して、新規のモノづくりを始めている。オープンファクトリーも先に大不況を被ったIT業界が証左するように、オープン化で生まれる新規の開発力が、組む相手を選ばない。エルピーダメモリも、台湾メーカーから生産ノウハウを学ぶ時代となった。

グローバル化が、これまで新製品や新サービスが国内市場で良かったことが、一気に国際的なニーズをどう取り込むかに関わって来ている。そのためには、閉鎖系ではなく、開放系で自らの強みをどのように活かせるかといった論点に変わってきている。

同誌の特集記事では、製造業が第一位の日本で、日本経済自身も左右しかねない、モノづくりのイノベーションを解説するようだ。目が離せない。

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