【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事より 会議のお供に「切り口」提案
【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事 テキスト分析と国民の声

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の特集記事「ヒットの経営学①」より

010.07.13の日経産業新聞の特集記事「ヒットの経営学①」より

常識は開発力で破る 負けない価値を創れ

 拙著「ネタ出し練習帳」でも述べているように、多くの「ヒット商品」は計画的に練られた成果であり、組織力によるコア・コンピュタンスの賜物である。

 大塚製薬の「ソイッシュ」、永谷園の「しじみ70個分のちから」が話題の記事。両者とも他社の模倣を許さないことを前提に、ユニークな商品開発を進めた事例だ。炭酸とタンパク質、一見合わない材料を見事新しい味覚で提供した大塚製薬。一方、「サケ茶漬け」の材料の有効利用と機能性を重視して、かつ「美味しさ」を失わない永谷園。

 このように既存製品を再度違った見方で攻め、顧客の体験を先回りして付加価値を向上させていくことが「ヒット商品」のネタになっている。

 また、偶然の中から新しいものを発見し、自己のものにする能力(セレンディーピティー)も重要な要素としている。つまり、

  • 固定概念にとらわれない視点
  • 顧客心理を読む複眼の着想
  • 偶然さえも活かす視野

が、ヒット商品のネタにあるという。

 さらに、開発スピード重視も忘れてはならない。この記事から貴社のヒット商品は当てはまるであろうか?

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