【ヒット商品】ネタ出しの会 日本経済新聞の記事「春秋:琉球王国の歴代国王の肖像画『御後絵(おごえ)』」から
2024/05/08
2024.5.6 日本経済新聞の記事「春秋:琉球王国の歴代国王の肖像画『御後絵(おごえ)』」から
占領地や植民地から持ち去った文化財を返還する動きが世界的に
コラムの著者は、沖縄に返還された文化財およそ20点が先ごろ関係者に公開され、その中に琉球王国の歴代国王の肖像画「御後絵(おごえ)」が確認されたという。その文化財が現代の琉球画家にも影響を与えていることを語っている。
○米連邦捜査局(FBI)も協力した御後絵の捜索活動
コラムの著者によれば、「南国の貴婦人」と称させる大型の蝶、オオゴマダラやデイゴの花をモチーフに描く沖縄の花鳥画画家、仁添まりな氏は沖縄県立芸術大学で日本画を学んでいる。しかし、濃密な色彩などで「日本画ではない」と評され、落ち込んだこともあったという。
その転機は、「琉球絵画」にあったという。琉球絵画とは琉球王朝時代、中国や日本の影響を受けつつも独自に発展した花鳥画や風俗画である。多くが沖縄戦で消失し、現存する作品は少ないという。仁添氏は、このような状況でも琉球絵画が中国画と日本画の構図や描法を自由に取り込む画風に魅了されたという。双方の絵の模写や研究を重ね、30代の今、仁添氏は「琉球画家」を名乗る。
占領地や植民地から持ち去った文化財を返還する動きが活発になっている。沖縄県民の御後絵に対する想いに対して国際的にも盗難や略奪にあった美術品を扱うFBIの特別チームが応えた。次世代の芸術家にとって、取り戻された絵や工芸品は大きな糧になり、歴史の空欄を埋めていく。尊い行為であると、コラムの著者は思っている。🖼️🦋✈️👝🚗✒️📕🧑⚖️👩👨💬📻⚡️🏙️💡🏗🚚📈🏢⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇺🇸