【ヒット商品のネタ出しの会】 日本経済新聞の記事「相談相手は『AIコンパニオン』 対話型アプリ、若者支持」から
2025/07/20
2025.7.19 日本経済新聞の記事「相談相手は『AIコンパニオン』 対話型アプリ、若者支持」から
過度な依存にはリスク
コラムの著者 川井 洋平氏、宮嶋 梓帆(日本経済新聞社)によれば、AIが人間の悩みに答え、相談にのる「AIコンパニオン」が国際的に若年層に広がっているという。友人のような存在として注目される一方で、依存症などを懸念する声も上がっているという。
◯消費者向けサービスとして急速に普及
コラムによれば、米調査会社Appfiguresによると、AIコンパニオンアプリへの2024年の課金額は世界で5500万ドル(約82億円)と23年から6.5倍に拡大した。2024年のダウンロード数は1億1800万回に上るという。利用者の65%を18〜24歳が占め、7割が男性だという。米国の課金額が6割弱を占め、台湾、ドイツ、英国、日本というランキングである。最大のダウンロード数を誇るのは米キャラクター・テクノロジーズの「キャラクターAI」である。何万種類ものキャラクターから選んで、会話できる仕組みで支持されている。アバターの表情は会話の内容に応じて変わり、人間味のある会話ができる。
日本では、スターレー(東京・港)の音声会話アプリ「Cotomo」が著名で、音声やアイコン、性格などをカスタマイズしてキャラクターを作れる。2024年2月にサービス提供を開始して、2024年末でインストール数は100万を超えたという。
孤独を癒すパートナーとしての利用が広がる一方で、依存性の高さが社会問題として浮上する可能性がある。2024年米国では14歳の少年が自殺したのはキャラクターAIで会話に依存したのが原因として、遺族が同社と開発した米Googleを訴えている。🤖🧠💬💻🚗🚀🧑🔬👩🔬🔬👧📈💰📓🗺️🚢🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🌍🇯🇵🇺🇸