【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:重み増す『ソフトスキル』力」から
2023/01/29
2023.1.24 日経産業新聞の記事「新風シリコンバレー:重み増す『ソフトスキル』力」から
ハードスキルをより活用するためのソフトスキル
コラムの著者 ロッシェル・カップ氏(ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社長)によれば、米シリコンバレーでは社員のソフトスキルが注目されているという。そもそもソフトスキルとは何か。
○シリコンバレー企業では社員とリーダーの双方にソフトスキルの向上を目指した投資している
カップ氏によれば、シリコンバレー企業では、
- 「ハードスキル」:テクニカル(技術的)なスキル。プログラミング、デザイン、戦略立案、分析など
- 「ソフトスキル」:対人関係に関連するスキル。コミュニケーション力、共感力、コラボレーション、適応性、ストーリーテリング、謙虚さ、チームビルディングなど
優れた社員やリーダーであれば必ず持っているスキルであるという。
ハードスキルは、シリコンバレーでは技術競争が厳しいため強力なスキルが求められるが、シリコンバレーのリーダーは近年、一般社員も管理職の社員の両方にソフトスキルの重要性をを認識するようになったという。
ハードスキルであるテクニカルスキルは日進月歩の進化を遂げ、流動的であるが、ソフトスキルは人間の基本的な行動に関するもので、不変である。さらに、イノベーションのスピードが速いシリコンバレーでは、チームとうまくコミュニケーションを取り、協力し合えるリーダーの存在がプロジェクトの成功に大きく影響する。ソフトスキルを上げることで、リーダーはメンバーや社員とのコミュニケーションをスムーズにし、モチベーションを高め、最終的に会社の目標に貢献することができる。
ソフトスキルにはいくつかの誤解がある。ソフトという語彙が「柔らかい」という印象で簡単に手に入るように思われたり、天性のものでトレーニングなどでスキルアップできないものと思われていたという。今や、ソフトスキルは容易く手に入るものではなく、それなりのトレーニングを受けないと向上しないことがわかってきた。シリコンバレー企業で、リーダーも社員もソフトスキルの向上のために研修やトレーニングに投資をしている。👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇺🇸🇯🇵