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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:コロナ禍の後で、ストレス解消に関心」から 

2021.10.6 日経産業新聞の記事「トレンド語り:コロナ禍の後で、ストレス解消に関心」から

マインドフルが流行語に

 コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、野菜の保存法として冷凍保存がトレンドになっている背景に言及している。

◯ニューヨークもブレークスルー感染を防止しながら個人も企業も精神衛生に注目

 竹内氏は日常生活がワクチン接種が進むことで正常化していく中、個人も企業も精神衛生に注目していることに関心をもっている。

 コロナ禍で心配やストレスを生じたがこれらを解放させるために心を「今」に向け「マインドフル」な状態を維持することの大切さが見直され、「マインドフル」という音葉が生活の中に浸透したと竹内氏は語る。いまや「マインドフル」な状態を実現するためにコンテンツも多種多様登場しているという。

 雑誌やマスメディアでさえも取り上げ、携帯アプリで瞑想アプリは2019年から急激に成長をとげ、この種のアプリ首位の「カーム」の会員数は400万人をこえ、2020年の年商は1億2000万ドル以上とされている。企業も社員のストレス解消に積極的で、アプリの企業会員となって社員に無料で提供しているところもあるという。

 さらに人とのつながりを求め、コミュニティーの大切さが再認識された。10月10日は世界メンタルヘルスデー。健全な精神衛生の大切さを気づかせたのは、皮肉にもコロナ禍である。🧅🥬🥒🍅👋🍄💡🚕🥬🥕🍞🐱📶📺🦠😷🍲🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇺🇸🗽


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:フォーマットの確立、日本マンガ・アニメの強み」から

2021.9.24  日経産業新聞の記事「三浦俊彦の目:フォーマットの確立、日本マンガ・アニメの強み」から

ギネス記録の実力を持つ日本マンガ・アニメはどこから

 コラムの著者 三浦 俊彦氏(中央大学商学部教授)は、日本のマンガやアニメが独自のフォーマット(競争のルール)をつくり常に実力での競争で質の向上を図ってきたことが国際的にも強みになったという。

◯マンガ・アニメ・劇場アニメが連動することも強み

 三浦教授によれば日本のマンガ・アニメが競争力を持つ要因として「フォーマットの確立」にあるという。

  • 日本マンガのフォーマットの確立:1959年、大人向けの週刊誌の隆盛を受けて、1959年3月17日に「週刊少年サンデー」(小学館)と「週刊少年マガジン」(講談社)が刊行。週刊誌1冊に複数タイトル、毎週連載の連続ものという週刊誌マンガのフォーマットが誕生。米国やフランスでは読切が主軸であるのに対して、日本では読者アンケートで評価が低いと連載を打ち切られるという厳しい世界で、結果としてマンガの質を向上させた。
  • 日本アニメのフォーマットの確立:1963年、テレビ放送が高度経済成長で急速に普及し、日本初の本格的な連続テレビアニメ「鉄腕アトム」(フジテレビ)の放送が開始。週1回、1話30分、毎週同時刻放送というテレビアニメのフォーマットが誕生した。欧米では短時間の帯番組が多いのに対して日本ではテレビ各局がアニメを放送し、視聴率が悪いと打ち切り。厳しい世界でストーリーも作りながら質を向上しないと生き残れないものとなった。
  • 複合化する劇場アニメ・テレビアニメ・マンガ:総合的にして競争力を培っている。

フィーマット化は、マンガ・アニメの製作者の創造力の高さをいかす環境を与え、実力での競争で質をあげた。📺📖👚🚗📰✏️🗒🍷💻🏢⚡️📖🎓🔎🌏happy01🇯🇵🇺🇸🇫🇷


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『未来を造る力』どこへ」から

2021.9.16  日経産業新聞の記事「眼光紙背:『未来を造る力』どこへ」から

過去の栄光に縋るのではなく未来志向に

コラムの著者は、改装した遊園地のテーマが「昭和」であったり、海外でも会員数の多いネットフリックスでの日本のコンテンツはアニメばかりで韓国のようなデジタル化社会を誇る作品が少ないと指摘している。

○夢を与える遊園地がノスタルジーで盛況という事実

 日本自体が、過去の栄光にすがってばかりで、新たな未来を形作る新産業に挑戦してこなかったところに課題があると、コラムの著者は指摘する。今年5月にリニューアルオープンした西武ゆうえんちは「昭和」がテーマで、ノスタルジーも良いが、子どもたちに未来への夢を見せるのが遊園地であるのは違和感があるという。

確かに東京五輪の閉会式でも「上を向いて歩こう」や「愛の讃歌」など昭和歌謡のヒット曲ばかりで、次回開催されるパリ五輪の鮮度あふれるPR動画とは格段の落差があったという。

動画配信サービスの米大手ネットフリックスで人気作品の多くに日本はアニメのみで韓国ではドラマがほとんどである。韓流ドラマも日本のレベルを飛び越えており、例えば刑事ドラマで日本では、タブレット端末やスマートフォンは登場するが、韓国のハッキングによって犯人を突き止めるといったドラマでのデジタル化の差異が一目瞭然である。

日本人はいつから創造力を失ったのか。過去のノスタルジーに浸っている限り、創造する力は生まれず、新産業を担い手も出てこない。💉📉📈📺🎥🖋🔑🚕🚗🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵🇰🇷🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:放送・配信と五輪、多様な手法で視聴者へ」から 

2021.9.8 日経産業新聞の記事「トレンド語り:放送・配信と五輪、多様な手法で視聴者へ」から

放送とインターネット配信のハイブリッドサービスが本格化

 コラムの著者 奥 律哉氏(電通総研フェロー)は、東京五輪が閉幕したことで、放送やインターネット配信サービスの総括をしている。

◯コロナ禍で無観客ならではの臨場感も

 奥氏によれば、首都圏での新型コロナウイルスの感染拡大で無観客開催となった東京オリンピックであったが、NHK、民放の工夫により意外なハイブリッドサービスの本格化を迎えたという。

NHKでは、総合テレビとEテレでサブチャンネルを有効に利用し、競技中継と同時にニュースなどの報道やレギュラー番組の共存を工夫した。BS!・4K8K・ラジオでの放送に、さらにNHK東京2020オリンピックサイト、NHKプラス、らじる★らじるなどでインターネット配信も展開した。

民放では、日別に担当局が長尺番組編成を行い、わかりやすい番組編成を目指した。インターネット配信では、TVerとgorin.jp、radikoで充実したサービスを提供した。

無観客ならではの、選手がぶつかる音や選手同士や監督・コーチやキャディーとの会話を聞き取ることもでき、新しいスポーツ観戦が体験できた。オリンピック中継が他の生番組と異なるのは、結果が最後までわからない点で、そこが楽しい。さらに、協議が同時進行で行われるため視聴者にとっては、テレビで見るのかスマホでみるのか、あるいはPCで楽しむのかといった選択とLIVEか録画かといった選択が加わって、決定が難しかった。

インターネット配信では、放送が一部放送時間枠に入らず、引き継ぐ先として利用され、まさに放送とインターネット配信のハイブリッドサービスが体験できることになった。👋🍄💡🚕🥬🥕🍞🐱📶📺🦠😷🍲🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:動き出した大阪万博」から

2021.9.6  日経産業新聞の記事「眼光紙背:動き出した大阪万博」から

「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマ

コラムの著者は、2025年国際博覧会(大阪・関西万国博覧会)の準備作業が始動したことから同博覧会への期待について触れている。

○「大阪パビリオン」ではコロナ禍でクローズアップされた「いのち」の高尚さとエンターテイメント性を両立

 コラムの著者によれば、日本政府は8月下旬、インフラ整備のため開発計画を決定した:

  • 関西国際空港の受け入れ能力を拡大
  • 高速道路「淀川左岸線」の整備を前倒しして会場とシャトルバスのルートとする
  • 既存の計画も万博関連事業として位置付け交通ネットワークや都市インフラを整備

といったことから、さらに、大阪府・大阪市が整備する「大阪パビリオン」の概要も公表:

  • 万博駅の位置付けとなる「夢洲(ゆめしま)」新駅のお近くに配置
  • 「アンチエイジング・ライド」と名付けた乗物で螺旋状の通路を1階から2階へ移動し、その間に乗客のセンシングして自動で健康状態などの自動診断を行うという。結果をもとに、おすすめの健康メニューを提案するレストランやAIによる老化防止のアドバイスが受けられるゾーンに誘導する

今は新型コロナウイルスの感染拡大で命の大切さがクローズアップされている。この大阪パビリオンでの概念が世界でも認識され、エンターテイメントと両立させて、大阪の地に入場者を呼ぶ計画だ。📉📈📺🎥🖋🔑🚕🚗🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🗒📕happy01🌏🇯🇵