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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:グリーン水素の立ち位置」から

 2024.1.22  日経産業新聞の記事「TechnoSalon:グリーン水素の立ち位置」から

フルマラソンの距離(42.195km)で例えると現在のグリーン水素の生産量はわずか15cm

コラムの著者 円山 重直氏(東北大学名誉教授)は、フルマラソンに例えて現在の再生可能エネルギーで生産される「グリーン水素」が話題にはなるが実際は極めて少ない生産量であることを危惧している。

○世界のエネルギーの82%が化石由来 

円山教授によれば、グリーン水素をつかった燃料電池、アンモニアや合成燃料に変換して既存の発電所でも使う研究も進んでいる。しかし、水素の生産の内、グリーン水素の割合を学生も含め専門家に聞いてみると30%という答えが多いが、実際国際エネルギー機関(IEA)の2020年報告では0.04%に過ぎないという。さらに、エネルギー研究所の世界エネルギー統計では、水力を含む再生可能エネルギーによる電力は29%であるが、グリーン水素と呼ばれる自然エネルギー由来の電気分解水素は、全水素の生産量の0.01%に過ぎない。

一方、世界エネルギー統計によれば2022年は石油換算で東京ドーム13,000個分の1次エネルギーを世界が消費した。グリーン水素は石油に換算して東京ドームの0.03個分しか生産されていないという。つまり、世界のエネルギーの82%は化石燃料由来だという。

そこで、化石燃料をグリーン水素に全て置き換える規模感を考察すると、円山教授はこれを試算して、フルマラソンの距離(42.195km)をゴールとした場合、現在のグリーン水素の生産量はわずか15cmに過ぎないという。これでゴールに人類は辿り着けるのか。🔥⛽️🏃🎓🔍✏️📖💡💡👦👧🧑‍🦯👩‍🦯⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️⏰🔧💻🖥📻🖋happy01🌏💡🔎🇯🇵

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