【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:SNS時代の逆転の発想」から
2022/08/22
2022.8.17 日経産業新聞の記事「SmartTimes:SNS時代の逆転の発想」から
リアルの世界ではリセットも遮断もできないからこそ逆転発想
コラムの著者 野口 功一氏(PwCコンサルティング パートナー)は、インターネットによる個人の表現がブログやSNSと手軽にできるように進化した過程で生じた課題について語っている。
○仕事をすればするほど他人からは何かを言われるリアルな世界
野口氏によれば、インターネットの普及は個人の発信力を桁違いに向上させ、黎明期にはブログなどで自分の思いを発信する程度であったが、それ以前は、自分の書いた文章が多くの人の目に晒される機会などは皆無であったという。つまり当時は、自分の文章を読んでもらうには大変な苦労とコストがかかったが、今や自分の日常や興味のあることを書き連ね、世界の人から見られるという、想像もできない環境が実現している。
ブログ文化が定着すると、今度はSNSが生まれた。これはブログよりも簡便に自分の伝えたいことを大勢の仲間や見ず知らずの人に見せることができる。内容も文章に限らず写真や動画、イラストまで活用でき表現できる。
このような目覚ましい技術革新は様々な課題も生じさせた。表現内容を肯定的に見るだけでなく否定的に捉える人も多く出てくる。発信力がデジタルによって強化され、発信と閲覧の母数が増えると一層増幅される。誹謗中傷や炎上がその事例である。
このようなことを避ける方法として一番良いのは発信をやめることである。発信しなければ批判の対象にはならないし、何も起こらない。人からとやかく言われることもない。しかし、これはインターネットなどのバーチャルな世界のことで、リアルな日常生活や仕事では、人との交流やつながりを断ち切ることは難しい。仕事で批判されたり、逆の意見が出たり、思い通りに行かないことがほとんどである。しかし、全てを遮断して仕事はできない。
となればどうするか。野口氏は、発想を逆転することだという。仕事に対する意見や批判があることは、自分が仕事に向き合って行っている証拠だと思うのである。SNSの場合であれば情報箸発信しているからこそ叩かれるのであろう。そこで、野口氏は、仕事などで煩いことが言われたら、「自分はよく仕事をしているのだ」と発想を逆転することを勧めている。⏳📱🩺🏥👩👨🚘🚗📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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