【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ハンディーファンの取扱説明書、無印良品は廃棄法も掲載」から
2022/07/10
2022.7.6 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:ハンディーファンの取扱説明書、無印良品は廃棄法も掲載」から
企業のイメージ作りにも関係する取説
コラムの著者 高橋 慈子氏(テクニカルライター)は、携帯型のミニ扇風機「ハンディーファン」でUSBを電源とする充電式が人気であることから3社に製品の取扱説明書を比較している。
○掲載する事項を絞り、掲載するメディアやサイズで検討
高橋氏は、ヨドバシカメラ、無印良品、エレコムの2000円台の手頃な価格のものを選び、取扱説明書を比較している。
取扱説明書の形態は、パッケージに記載したもの、パッケージとペラと呼ばれる紙製の説明書の両方、ペラの説明書と違うメディアあるいは位置に表示したものなどがあるという。
- 無印良品「充電式モバイルハンディファンMJ-MH2」:A3に近い大判両面で印刷し、使用方法、充電時の注意、お手入れの仕方と製品の廃棄法まで記載。ブランドイメージをここまで意識している。
- ヨドバシカメラ「ネックストラップファンEHF-311」:A4の1/4程度の小さなペラとパッケージに説明。文字やイラストが小さく40歳台以上には読み辛いかもしれない。20歳など若年層ターゲットのようだという。
- エレコム「ECLEAR flow flowスタンダードハンディファンFAN-U222WH」:パッケージとの側面に充電の仕方や注意を掲載し重要な情報だけに絞っている。
このように各社、掲載するメディアと表示面積で情報量は変化している。取説は、ユーザーに提示ずる情報とそのカタチから企業の姿勢が見とれるところも興味深い。💦☀️😪💤🛠🍖🍽👜🏯📗🖥👧👦🛌👧🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍🌳🇯🇵
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