【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「SmartTimes:増えた食の楽しみ方」から
2021/02/20
2021.2.17 日経産業新聞の記事「SmartTimes:増えた食の楽しみ方」から
重要な食事に大きな変化が起きている
コラムの著者 野口 功一氏(PwCコンサルティング パートナー)は、コロナ感染拡大の中、年末年始の様子が大きく変化し、中でも食生活の変容について語っている。
○家の内外で楽しく食事ができる新たな「コト消費」の幕開け?!
野口氏によれば、相変わらず新型コロナウイルスに振り回せれている状況で、新常態になって1年近くになり、定着してきたビジネスも多くあるという。例えば、レストランなどからのデリバリーサービスはもうすっかり生活に馴染みのあるものになってしまった。確かに昔から出前や持ち帰りはあったものの、人数の多少にかかわらず外食は特別な場所で特別な料理を楽しむことであった。それが、今や予約がとれない高級店からコンビニエンスストアまで多くの店がデリバリーサービスを活用している。これはコロナ禍で追い詰められた飲食業の苦肉の策であり、業績が向上しているとは言い難いだろう。だが、顧客側の視点で見ると、外出せずともさまざまな選択肢からサービスを受けられるメリットは大きい。従来ならとても家庭で味わえないような高級店からの料理が堪能でき、特別感があって心が踊るものである。
こうなると、顧客側の重要な食事に大きな変化が起こりつつあるが、デリバリーだけでは、ビジネスの大きな転換ではない。あくまでも今までの延長線上にあるビジネスで、「食べる体験」そのものを変えていく、いわば、フードテックが必要となろう。この食の「コト消費」こそ飲食業の次世代かもしれない。☕️🍖🍤🍞🍽💹🕛🛒📶🩺📈😷💻💡🏢🏠📖🎓⚡️🌏🌏💡🔎🇯🇵
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