【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:グーグルに挑むポルトガルメディア連合」から
2019/09/28
2019.9.26 日経産業新聞の記事「眼光紙背:グーグルに挑むポルトガルメディア連合」から
共同プラットフォームでグーグル、Facebookに対抗
コラムの著者は、欧州で巨大プラットフォーマーに対抗するユニークなメディア連合について触れ、日本のメディアではどうするのかについて述べている。
◯2015年に協議を開始し今夏共同プラットフォーム「ノニオ」を運用開始
欧州でも大国ではない人口1000万人のポルトガルで巨大プラットフォーマーに対抗する6社連合が発足したという。インターネット広告で独占するGoogleとFaeebookから広告主を取り戻そうとしている。
これまでも2017年に米国で、新聞社の業界団体がプラットフォーマーに対して集団交渉が出来るように反トラスト法(米国版独占禁止法)適用除外を求めて連邦議会に求めたことがある。結果は、逆に「虫が良すぎる」と反感を買い不発に終わっている。今回のポルトガルメディア連合は、これを正面から競争しようとする点がユニークだという。
同国でのインターネット広告は、65%がGoogleとFacebookが占め、メディアへの課金率は4%と低い。先が細ることが確実になると、メディア6社が2015年より協議を開始し、ようやく今年夏に、共同プラットフォーム「ノニオ」が立ち上がった。
ノニオには、コンテンツに合わせて、広告主からデータの質と量を見せ、多くのユーザー情報を収集できることを示そうとしている。これによって広告主に巨大プラットフォーマーから乗り換えてもらおうという狙いである。確かに多くの課題はあるが、プラットフォーマー並みの精度の高いターゲティング広告ができなければ広告主は興味を持たない。だが、未だプラットフォーマーにどう対抗するかの戦略がない日本では重要な参考になるだろう。📱電話💻📖🗞🌃🏢💡🔎⚡️🌎🇵🇹
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