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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoSalon:地熱資源に恵まれた日本、『超臨界水』使う発電に期待」から

2018.9.7  日経産業新聞の記事事業「TechnoSalon:地熱資源に恵まれた日本、『超臨界水』使う発電に期待」から

地熱資源量は世界三位だが発電量は九位

コラムの著者 山﨑 弘郎氏(東京大学名誉教授)によれば、日本列島は米国やインドネシアに次いで地熱資源に恵まれてはいるが、まだまだ利活用できていないという。その課題について触れている。

◯期待膨らむ「超臨界水」による発電

  山﨑教授によれば、地熱発電の特徴は、安定した出力と設備の利用率の高さだという。日本列島がこれだけの豊富な資源があるのに低調な状況には理由がある。

その理由の1つが、温暖化ガス低減を目指した政府のエネルギー基本計画が原子力を選び、地熱発電を無視したことによるという。世界有数の地熱資源量とはいえ、国内のエネルギー需要と比較すると小さいため原子力が選択された。

ところが、今注目されているのが、深さ約5キロの地層に貯蔵された高温高圧状態の「超臨界水」を使う地熱発電である。超臨界水は、摂氏374度、圧力22メガパスカルで、資源量が大幅に増すばかりではなく、高温高圧のため利用可能なエネルギーも増え、発電量が高まる。NEDOもこの超臨界水を用いた地熱発電の実用化調査を始めている。

問題は、掘削コストと地元の理解である。地熱のあるところには温泉があり、湯量や湯温への影響を恐れて根強い反対があるという。ただ、深さが深いため、調査研究では地上から水を送って熱だけを取り出す発電方式なども検討され、地元への配慮がなされている。また、国立公園や国定公園の中に井戸や発電所を建設することには環境省の規制があるが、多少緩和されてきている。

地域のエネルギー源だけでなく、日本全体のベースロードとしての超臨界水による地熱発電に期待したい。🔧🏢🏠🎓📖🌏happy01⚡️

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