【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:米中地政学と経済のねじれ」から
2015/11/16
2015. 11.13 日経産業新聞の記事「眼光紙背:米中地政学と経済のねじれ」から
新型大国関係と経済パフォーマンスの格差
コラムの著者は、中国の習近平ドクトリンを世界がどう扱うかを地政学と経済学の違いで触れている。
○新型大国関係
習氏はこう唱える。米中二大覇権国の共存時代という主張は米国側は拒否。しかし、地政学的な既成事実化は進んでいる。欧州の米国同盟の基軸である英、独、仏の3カ国を見ても、中国側である。東南アジアでは、南沙岩礁の埋め立て、領海権主張で意義を唱え、米政権でも中国対抗策は旗色がわるい。
しかし、経済パフォーマンスは、米国はICT革命で史上空前の株高で人々のライフスタイルも変えようとしている。中国は、過剰投資後遺症を抱え、失速症状で資本流出と通貨下落の懸念が高まっているという。
米中の地政学と経済学でのねじれがどう変わっていくのか、今後世界経済に大きな影響がでるだろう。
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