【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ネット歴史秘話、国際接続、直感で産学連携」から
2015/05/26
2015.5.22 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:ネット歴史秘話、国際接続、直感で産学連携」から
非常に重要なことが持ち込まれたという感覚が判断を進めた
コラムの著者 和田 昭允氏(東京大学名誉教授)は、日本のインターネットの歴史が始まった1984年9月、慶應義塾大学の村井純さんが慶応大と東京工業大学を接続したことから始まり、その後国内ラインが国際ネットワークに繋がった裏話を語っている。
○国際的な理学ネットワークの接続
1988年の秋、ハワイ大学が国際的な計算機ネットワークの日本への接続先を探しており、それを東京大学理学部が受けるべきだと、まさに急遽話が持ち上がったという。和田教授は当時理学部で予算などの権限を持っていた中で、年末近くで降ってわいたような話に戸惑ったという。ただ、その時の感覚が、非常に重要なことが持ち込まれたというもので、これが国際ネットへの接続への後押しになったという。
このような霊感的パルスは研究途上であったと和田教授は語るが、この秘話はまさに記憶に残るものであったという。このような直感も時として重要あると、和田教授は説いている。