製品情報

【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「高岡美佳:ソフトパックティシュ、保湿式に採用進む」から 

2020.3.6    日経産業新聞の記事「高岡美佳:ソフトパックティシュ、保湿式に採用進む」から

コスト削減を実現した製造工程

コラムの著者 高岡 美佳氏(立教大学経営学部教授)が今回取り上げるのは、大王製紙の「エリエール+Water」シリーズのソフトパックティシュである。さて、そのマーケティングは?

◯ボックスティッシュとポケットティッシュの中間に付加価値を指向

 3月1日から発売した同製品。ソフトパックティシュは、ボックスティッシュやポケットティッシュとは違い徐々に市場も拡大しているという。その理由は;

  • 使い勝手が良い
  • ユニバーサル・ペーパーの輸入などで比較的安価

ではあるが、高付加価値の保湿ティッシュが用いられるケースは少なかったという。ただ、保湿型にすれば、製造工程が増え、価格が高止まりしてしまう。そこで、同社は、配合の検討を重ね、高速で保湿成分が染み込ませムラができない製造技術を開発して生産効率を改善したという。これによって保湿型を気軽に使える環境を作り、花粉症やアネルギー性鼻炎でもソフトパックティシュであれば気軽に携帯できるようにした。携帯性と利便性を兼ね備えた同製品は新たな市場を作り上げると同社は期待している。✋👃🏢🗒🏪🏢💡🔎⚡️happy01🌏🏡👝📦🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:布商品『ビーラップ』蜜蝋塗り、保存袋に」から 

2020.3.4 日経産業新聞の記事「トレンド語り:布商品『ビーラップ』蜜蝋塗り、保存袋に」から

ECOやローカルコミュニティーからの社会課題に取り組む企業

 コラムの著者 竹内 道氏(アークメディア社長)は、米国ビーズラップ社(バーモント州)の布商品「ビーラップ」から社会的意義を考察している。

◯プラスチック問題に取り組む具体例

 米国のプラスチック問題で3月1日ニューヨーク州では使い捨てレジ袋の完全使用禁止が施行されたという。各郡や市では紙袋1枚に5セントを課されるという。米国の平均家庭は年間1500枚のレジ袋を使い社会問題となっていた、

プラスチックを台所からなくそうという運動も活発で、レジ袋のみならずラップも対象になっているという。竹内氏によればそんな中で日常に使われるものとして、ビーズラップ社(バーモント州)の布商品「ビーラップ」を取り上げている。パンやサンドイッチを包み、残り物を保存するためにプラスチックの保存袋やラップの代わりに使う。材料は蜜蝋、植物油、木綿袋のため、

  • 堆肥化可能で生分解性と地球に優しい
  • 蝋が溶けないように低温の水で手洗いでき、120から150回使える
  • 冷蔵庫での使用も30日以内であれば可能
  • 収納しやすい
  • デザインも緑や動物をテーマにおしゃれでギフトとしても人気がある
  • サイズは、S、M、Lの3枚1組で16ドル

という。同社は、多くのエコ活動やビジネスを通じて社会的正義を実現しようとローカルコミュニティーにおける活動にも熱心だという。進取の気概に富む会社として多くのアワードを受賞している。 🛒🛍🍲🍔🍽🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇺🇸


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「いいモノ語り:カディハウス、独創的デザインで存在感」から 

2020.2.26  日経産業新聞の記事「いいモノ語り:カディハウス、独創的デザインで存在感」から

量産から個性へと商品の在り方が変わる中で

コラムの著者 栗坂 秀夫氏(パシフックデザインアソシエーツ代表)が取り上げたのは北海道旭川市の旭川家具工業協同組合で海外製品にも負けない高級家具について取り上げている。

◯企業とデザイナーの意思共有が不可欠

 同組合には40社近くが加盟し、その他にクラフト製品も含め個人経営の事業所が60ほどあり、多くの家具、木製品を市場に出している。その中で栗坂氏が今回取り上げたのはカンディハウスで、1968年以来、グレードの高い家具を旭川で生産、全国の拠点で販売している。最新の機械を積極的に取り入れ、腕の良い職人を揃えているという。

昨秋発売したダイニング家具、EIGHTとONEは、従来の家具の概念を覆したという。簡潔なイメージで、しかも十分な強度をもつ椅子、EIGHTと、大人数でもゆっくりおしゃべりや食事ができる円形テーブル、ONEがセットになっている。ゆとりとおおらかさを併せ持つデザインで、北海道産の広葉樹を使っている。ミドルクラスからハイクラスを目指し、海外でも認められる製品を目標にしている。デザインは、企業とデザイナーの意思共有で進められ、量産ではなく消費者の個を意識して独創的である。💺🏢🕛📈🏢💡⚡️🌍happy01🇯🇵🌳🍃


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『安全安心』安請け合いは無用」から

2020.2.27   日経産業新聞の記事「眼光紙背:『安全安心』安請け合いは無用」から

今は正しい対策が正しく伝わる言葉を選ぶべき

 コラムの著者は、政府や行政、地方自治体が「安心安全」を蓮子するようになった背景について語っている。

◯食の安全はBSE(牛海綿状脳症)以降

 コラムの著者によれば、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件が起こった1995年の新聞記事には、安心安全という言葉は出てこないという。目立ってくるのは、低脂肪乳の集団食中毒事件が起き、日本初のBSE感染が発覚した2000年あたりという。

役所がいくら安全といっても安心できないのが消費者の心情である。牛乳や牛肉だけでなく、食品のトレーサビリティー(追跡可能性)を消費者が日常、口にする加工食品まで示すことができないかと考え、127社の上場食品会社に牛由来の原料や情報開示の実態などを取材してみると、各社の積極的な態度が見えたという。

新型コロナウイルスの災禍が広がっている中で、安請け合いの安全安心の言葉よりも、正しい対策が正しく伝わる言葉を精査するべきときではないかと、コラムの著者は批判している。♉️🥛🎓🏢💴📊🔎⚡️🌍happy01♿️👦👧🚹🚻🚺🇯🇵


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「トレンド語り:自動調理、多様な料理、安全・手軽に」から 

2020.2.19 日経産業新聞の記事「トレンド語り:自動調理、多様な料理、安全・手軽に」から

火を使わずガスの消し忘れなく美味しく調理

 コラムの著者 粟飯原 理咲氏(アイランド代表取締役)は、ICTで調理家電が進歩し、高齢化や共働きによる子どもの留守番などの生活シーンにあった自動調理が人気になっていると語っている。

◯シャープ「ヘルシオ ホットクック」シリーズが話題に

 同製品シリーズは2015年に発売され、食材や調味料を鍋に入れスイッチを押すだけで、かき混ぜ、火加減など全て「おまかせ」で料理ができる。カレーや煮物などの定番料理からスイーツまで幅広いメニューに対応している。

日本最大級の料理ブログのポータルサイト「レジピブログ」で昨年12月に発表した「2019年トレンド料理ワード大賞」でも、「ホットクック」は第3位になった。キーワード検索数も前年対比で70倍以上の伸びであったという。

同製品は予約機能もあり、その間、外出や仕事、入浴したりと、忙しい人の生活に時間を生む。さらに、高年齢化や共働きによる子どもの留守番が進んでいく中で、ガスの消し忘れなく、火を使わなくても美味しいという点で未来の家電であるという。今後はアプリに連動したメニューを増やす予定だという。🍲🍔🍽🍵🏢📶📺🏢💡⚡️🌏happy01📂🌍🇯🇵