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【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:アジア発の生活様式、米国人が熱い視線」から

2012.5.16    日経産業新聞の記事「流行ウオッチング:アジア発の生活様式、米国人が熱い視線」から

べリアテレビの人気

コラムの著者 竹内道氏(アークメディア社長)が取り上げるのは、インドのメディア王、スバーシュ・チャンドラ氏が4年前にネット、ケーブル、衛星放送に向けてコンテンツ(番組)配信を行っているベリアテレビである。

べリアテレビは、アジア的な文化や知恵を活かした「健康」をテーマとする番組を提供。健康に役立つ情報を楽しく見せるという編集方針で、中でもフィットネス系の番組が人気を集めている。人気歌手ジュエルがホストを務める「不治」という番組では、難病のために希望を失っていた人々が従来の医学に頼らず、健康を重視した食事法など代替療法で難病を克服していった様子を紹介する番組で、目玉の一つだそうだ。

もともとは米国をはじめ多くの現代人が抱えているストレスを、ヨガスタジオなどで解消、ベジタリアン料理を食することで、健康を回復させようという「アジア式」のライフスタイルが注目されてきている。これに応える形でベリアテレビの人気が上昇しているという。

アジア人の活躍が目立つ米国では、特定の層に限らず、主流のライフスタイルとして受け入れられているようだという。restauranttv


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「TechnoOnline:生涯教育、前向きな姿勢、授業熱く」から

2012.3.23   日経産業新聞の記事「TechnoOnline:生涯教育、前向きな姿勢、授業熱く」から

生きることは学ぶこと

コラムの著者 渡辺慎介氏(放送大学神奈川学習センター所長)は、教育は能動的受動的の何れにおいても、人が生きる中で進んでいき、学校教育はとりわけ、専門性、内容の深さ、学習効率を考えると最も勝っているという。

小学校から中高、大学と進学するにつれて、学習への意欲が次第に失われるという。大学では、「プロジェクト・ベースト・ラーニング(プロジェクトに立脚した学習法)」が最近もてはやされているという。意欲の回復を狙ってのことであろう。1つの課題に取り組んでいく中で、学生は学ぶべき分野に気付き、課題解決のために基礎学問を学び直すという動機付けの手法である。

渡辺氏が勤務する放送大学は、テレビとラジオの通信教育であるが、学習センターでの対面式の面接授業は、非常に教える側も受講する側も熱心で、生き生きしたやり取りが展開しているという。まさに、オープンな学生制度であるからこそ、年齢も経験も多様な学生が集まり、プロジェクト・ベースト・ラーニングが知らず知らずに形成されるという。多くの意欲ある学生が更に授業の質を高めているという。生涯教育の1つの取り組み方を示している。happy01househotel


【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「眼光紙背:ネットに講義、問われる大学の質」から

2011.1.14 日経産業新聞の「眼光紙背:ネットに講義、問われる大学の質」より

「今日は国際教育水準について話そう」が大学の国際競争を生む

コラムでは、昨年話題となった、メイケル・サンデル米ハーバード大教授の有名講義を掲げ、インターネットを使った無料セミナーや史料が公開されることで、国境を越えた知の共有が始まったと指摘する。

日本の教育機関や図書館も変貌し始めている。(参考 ▶) iTunes Storeでも世界中の講義動画を配信するカテゴリーが存在する。ユーチューブも内外著名大学が続々と授業を公開している。小職が教鞭をとるデジタルハリウッド大学大学院でも、院生にフェースブックを使って公開授業を試行し始めた。(参考 ▶プレスリリース)

見る意思さえあれば、日本の高校生も大学生も簡単に、国際教育の水準がどの程度であるのかを体験できることになる。言い換えれば、既存の国内の大学にとっては、教育の品質の国際競争にさらされたことになる。

これからは国内の教育機関といえどもグローバルな視点がなければ、学生や企業といった関係者の支援もあり得なくなる時代となった。

 


【ヒット商品】ネタ出しの会 日本でFacebookは、mixiを凌駕するか?

2010.08.06の丸の内ブランドフォーラム十体塾10.2」より

日本でFacebookは、mixiを凌駕するか?

 かつて、ブログをビジネスとして取り扱おうと、知人に聞くと「ブログって簡易版の日記だろ。そんなもの、日本で流行るのか」と言われたものだ。当時、ビジネスブログはそれほど知名度が低く、インターネットも電子メールのパイプとホームページの開催場所としか認識されていなかった。少なくとも、ブログが日記風サイトとか簡易日記と訳されて、ビジネス感覚が鈍ったこともある。

 しかし、ブログは今や人気タレントや政治家、社長といった有名人では必須となり、以前の日記サイトは、なりを潜めた。その要因はいくつかあるだろうが、ブログが急成長した要因は、コメントやトラックバック、リンクといった相互交流を基本機能としてもっている点だ。「開かれた(open)」な個人サイトであったのは、閉じた日記サイトと指向が全く違うことをこのとき日本人は気付いたともいえる。

 このように一見技術的には類似で、大きな差異がなくても、その使われ方によって大きな展開の違いが出てくる。mixiとfacebookもこのような位置づけにあるのではないだろうか?

 mixiは現在は招待制ではないが、かつては閉鎖系のソーシャルネットワークシステムであった。そこには一種の匿名性があった。一方、欧米では(実に米国では8割近く)インフラ化したfacebookは、同じSNSのカテゴリーにいながら、開放系でコミュニケーションを図っている。

 日本では文化的にmixi型が良いとする向きもあるが、ビジネス利用を考えると、国際的で開放型なfacebookに軍配が上がるだろう。また、googleのような機械的な検索で結果が得られない場合でも、facebookの検索では、該当のものが得られやすいともいう。機械的なインフラよりも人間がつながったインフラを好んで使う結果だという。


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