【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「流行を読む:有料会員制オンラインサロン」から
2015/04/01
2015.3.27 日経産業新聞の記事「流行を読む:有料会員制オンラインサロン」から
価値観の共有で参加者が支持
コラムの著者 面川 真喜子氏(マーケットプランナー)は、Synapse(シナプス)というオンラインサロン・プラットフォームを用いたサービスが、岡田武史氏(サッカー日本代表元監督)や堀江貴文氏(起業家)が主宰するサロンで話題になっていることを語っている。
○使い方はPC通信時代のCUG(クローズド・ユーザー・グループ)
サロンの会員になれば、オンライン上の討論に参加でき、さらに、オンラインでの勉強会にも参加できる。ネット炎上の失敗談を聞いて、クローズドで運営することで、興味関心、価値観が合う仲間と安心して交流できるという。広告収入はニッチな情報なので大きくは望めない。そこで、有料サロンのビジネスモデルを採用し、著名人のサロンは月額1万800円で岡田氏は100人、堀江氏は600人を集めているという。月額1000円〜5000円の料金が多く、会員数は平均すると1サロンあたり数十人ほどとのことである。
同社は、サロン開設は無料だが、プラットフォーム利用料として、サロンの売り上げの決済手数料を除いた20%を受け取る。残りをサロンの主催者に支払う仕組みである。
今後、サービスをサロンのイベント開催の支援、決済、電子書籍の販売、クラウドファンディングなどに拡張するという。同じような価値観の顧客を取り込み、安定した収益をえるビジネスモデルといえそうだ。
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